どうしてシャチになりたいか
【motion gallery】https://motion-gallery.net/projects/BICinemas_2
【概要】
小さい頃から動物変身願望があり、特にシャチになりたかった。成長するに従い自分の人間としての身体、生き方に違和感を感じるようになり、大学で精神を病む。かつての性同一性障害は身体を心の性に近づける「治療」が行われるようになった歴史がある。この違和感を種同一性障害と名づけ、自殺をする代わりに自身の救済を求めてシャチへの変身に挑戦する。
またSNSを通じて、イヌ、ネコ、ウマ、ドラゴン等人間ではない生物への変身を志向し、人間であることに悩んでいる方が少なくない数いることがわかった。私のプロジェクトを見て自殺を延期したと言ってくれた方もいる。彼らに前例を提示し、生きる希望になれば幸いと考えている。
現在の取り組み
【Twitter】https://twitter.com/anyon_trans
【概要】
技術者、研究者、アーティスト等さまざまな専門家にインタビューし、シャチ化のために何ができるかを探っている。
スキンダイビングの講習を受け、水中での活動に必要な知識と技術を高めている。
多くの動物の解体に関わらせていただき、人間と鯨類の解剖学的な差分を正しく認識する。
発声と聴覚をスピーカーとマイクで拡張し、エコーロケーションを実現するヘッドギアを制作している。
これらの様子を撮影し、ドキュメンタリー映画を制作している。
どうやってシャチになるか
【YouTube 】https://youtu.be/nWdK_WKHPSU
【概要】
訓練すればエコーロケーションと、鯨類が潜水する時におこる生理的変化である徐脈、ブラッドシフトは達成できる可能性が高い。
訓練で達成が難しい生理機能は、サイボーグ技術で達成する。前例としてピータースコットモーガン氏やニールハービソン氏がいる。
OriHimeという分身ロボットのパイロットにインタビューしたところ、分身ロボットも変身のアプローチとして考えて良いと思う。精巧なイルカロボットや、入力装置としてのbirdly 等のVR装置があれば変身を感じることができると考える。
再生医療を用いた生物学的な変身もそう遠くない未来に達成できる可能性があると、基礎生物学研究所の研究者へのインタビューで分かった。
現在必要な資金
モノフィンでイルカと泳ぐまでに必要なライセンス取得と技術の習得:¥500,000〜
エコーロケーションヘッドギア研究開発費:
¥300,000〜
シャチスーツ造形制作費:
¥300,000〜
耳介及び性器の切除費用:
¥1,000,000〜
ノルウェー, バンクーバーのシャチ観察のための渡航費:
¥500,000〜
分身シャチロボット及び入力装置の研究開発費:
¥1,000,000〜