<京都市左京区で祭を続けていくために>
京都府京都市の左京区、おもしろい街で、おもしろい人がたくさん暮らしていると言われています。お店・仕事・創作・暮らし・営みまでもが、全て表現活動のようにとりくむ独特の左京文化、左京に暮らす個性的な人達の魅力が特別な地域性を作っているのだと強く思わされます。広く文化的で開かれている京都の中でも大変おもしろい場所です。
左京ワンダーランドは、その左京区をはじめ、左京から繋がるいろんなオモシロくてヤバくて素敵で多様な人、場、店たちと「左京から繋がる終らないお祭り」を作り続けています。(左京ワンダーランドは2010年に始まり、主に地域のスタンプラリー企画を主催、祭的イベントは2012年から開始し、現在は毎年スタンプラリー企画と祭2〜3つ、仲間たちが作る姉妹企画的な祭のサポートも行っています。また運営メンバーが2015年に代替わりし現在に至ります)
終わらないお祭りというだけに、コロナ禍であろうと、出来る範囲で出来る形で、中止→延期を繰り返しながら、昨年も今年も祭を準備・開催を続けています。しかし、度重なる中止要請からの延期開催、既に進めた準備や経費を無駄にしたり、本当に異常な手間や段取りを繰り返していますが、なんとか2020年も2回のお祭りを開催し、そして2021年も3回のお祭りを準備しています(既に6/27に1回開催できました)。
それならば、大人しく祭を中止していれば良いじゃないか?感染予防にもそのほうが良いのではないか?という声があることも承知しています。おっしゃるように実際そのほうが負担もなく楽かもしれません。しかし、生の現場がなくなり、自粛していれば、それだけで生きながらえるのか?世の中でどんどん疲弊していく人々や街の空気を感じていると、この小さな地域の祭だけでもなんとしても続け、このたった1日の短い時間が必要だと感じる人たちだけが集い、これから先を生きていくための活力を得ることができる。そんな場を続けていきたい。延期開催を繰り返しながら、なんとか開催にこぎつけ、当日に参加してくれる出店・出演の皆さん、来場くださる皆さんの笑顔を見ることで、その思いは強くなっています。
しかし、そうはいっても、個人的に音楽家や作家、小商いな面々が集まって企画している小さな組織ですから、資金がまったくありません。毎回工夫をして運営していますし、市の助成金・交付金も申請し交付いただく年もありますが、それだけではままならない状況です。そんな時に、この「doukei.」という新たなサービスを、トレンドリーダー的目利きの仲間のSNS投稿で知り、皆様にお願いしてみることとしました。
京都市の左京区という小さな街での出来事ですが、こういう小さな地域ごとに、自分たちの意思で街の文化的・暮らし的価値を見出し、それを発表・共有してもらう機会を作りつつ、さらに活性化させていく機会に育てる。そういう自治の意識を持って、取り組んでいく。こういう小さな動きというのが、どれだけ大切なことか。この企画に関わっている人たちは、その大切さを痛感してくれていますが、自分たちの表現活動や制作、小商いとしての場作り、それらを維持するだけで精一杯のところに、こういう開かれた祭を作る努力を重ねており、何が足りないかというと、残念ながら資金力です。
なぜなら金儲けをしたくて続けているわけではないから、地域とそこに暮らす人、この地域を訪れ、この祭を体験してくれた人が、みんな笑顔になって、活力を持って、未来を作って生きていけるようになること。大きく言えば、そういうところまで、我々の希望です。
皆様からの、ご寄付をいただくことで「左京から繋がる終わらないお祭り=左京ワンダーランド」は継続して祭を作っていくことができます。どうか、ご支援をよろしくお願いいたします。
左京ワンダーランド
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