葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年、川鍋暁斎はじめ浮世絵の世界を刺青に施す「日本伝統刺青」に
魅力を感じ、刺青師としての勉強しています。
和彫り、洋彫りと呼ばれるデザインや施術法に
境がなくなって来ている昨今、刺青師である事を
根本に自分でしか残せないデザインや世界観の
表現を作品にする活動をしています。
先人の技術、作品を残す活動は意義有る事ですが
和彫りの世界観を他と調和融合させてみるのも
一つの世界観と思います。
浮世絵師が彫刻師の作品を観て絵の手本にしてきたように、和彫りの(額)という彫師の感性が現れる唯一の所に、今までには非常識と思われていた世界を取り入れてみる事も、和彫りの世界観や
物語性があるからこそなのでは?と思います。
自分にしか出来ない事、そこに価値を感じ身体を預けてくれるコアなお客様の為にも、守る所は守る。壊す所は壊し新たに生みだす。
そんな活動をしています。
(支援希望の理由)
少し勉強したら彫れてしまうようなデザインの
依頼や後の後悔になりそうなノリでも依頼を
全てお断りしております。
一つの作品に時間も痛みも伴いますので、
それらを含めて依頼してくる中身のある方のみ
相談、施術をさせて頂きたいのですが、
それだけでは活動の維持が難しい状況であるため
別の仕事もしながら活動していますが、御支援頂けたらと思い、希望致しました。
よろしくお願い申し上げます。